古酒とチーズの相性1.

2009年2月25日(水)

 押入れにしまい忘れた古酒といろんなおつまみをあわせています。

 いまやチーズと日本酒の相性は、本家本元のワインをしのぐと騒がれております。いずれは世界的な流れになるかと思われます。

 押入れにしまい忘れた古酒。寂しく14年が経過し、姿もめっきり変わりました。大人になったのです。

 古酒もチーズとの相性の良さでも、注目度上昇中です。世界料理サミット2009でいただいたイタリアのチーズとあわせました。

 Taleggio タレッジョ

 ロンバルディア産の牛乳から作ったウォッシュタイプ。

 タレッジョ渓谷由来であります。

 古酒との相性はどうでしょうか。

 日本酒の古酒 + タレッジョ = 

 両者がそれぞれ違った方向を向いてしまって、話ができないようです。口の中で仲良くならずに、そのうちに喧嘩にでもなりそう。飲食は無理することもありませんから、ここは遠慮しておきましょう。

 Grana Padano グラナ パダーノ

 エミリア・ロマーナ産の牛乳から作られたハードタイプ。

 キッチンのハズバンドの愛称を持つ、お料理に重宝されるチーズです。

 古酒との相性はどうでしょうか。

 日本酒の古酒 + グラナ パダーノ = 

 古酒が硬いグラナパダーノをほどよく柔らかに溶かしてくれるかのようです。グラナパダーノは乳製品らしい香りがたくさん溢れています。味わいについては硬いので、濃いかなあと思われがちですが、淡白ですね。余韻を感じてもそのように思えます。ここがキッチンのハズバンド。補助的に有効に働くチーズなんですね。

 文句ひとつ言わずにワイフのためにこつこつ作業をこなすハズバンド。そんなハズであります。

 お酒も美味しくしてくれるし、そのお酒がチーズを美味しくするとなりますと、いっそうハズバンドらしく、お酒を美味しくしだす。

 口の中でチーズと古酒の性格がわかるようです。この古酒とチーズは人間には聞こえない、会話をしているのでしょうか?会話は耳からは聞こえませんが、口から鼻から喉に脳裏に響き渡ってきました。この感動、あなたにも伝えたい。あなたにも味わってほしいです。


お酒とお料理の相性 丸河屋酒店