イチゴ大福と古酒

2009年2月7日(土)

 イチゴは1月から5月の食べ物。1と5でイチゴであります。これ本当の話。

 静岡県内にもイチゴ大福を名物にしているお店がたくさんあります。

 遠州は森町のあさおか。森町マラソンの会場である森町文化会館の横にあり、出走した際に見つけたので、レース後に買ってきました。

 イチゴ大福は大福の中にイチゴがあるのが主流だと思いますが、あさおかのはイチゴが乗っています。

 これを日本酒であわせようなんていうのが無理っぽいと思われがち。

 お酒とあわせにくいような食品は意外なお酒とあうものなんです。

 イチゴ大福の場合はどうでしょうか。

 フレッシュでフルーティーな美味しい一般的なお酒と、熟成した古酒をあわせてみました。

 イチゴはフレッシュですから、似たもの同士のフレッシュさが持ち味の日本酒とあいそう。

 お酒とお料理の相性についても、似たもの同士が共鳴すると私も述べています。

 今回はどうでしょうか。

 フレッシュで色もほとんどない一般的な新しいお酒と黄金色になった熟成酒。

 まず新酒とあわせてみます。

 イチゴ大福 + 新酒 = △〜×

 お酒のアルコールが浮きます。お酒が鼻につくって感じですよ。イチゴの酸味、大福の甘味、お酒のアルコールがそれぞれバラバラであります。正直、お茶か牛乳がほしくなります。

 

 次に古酒とあわせます。

この古酒は14年経っています。常温で熟成させた本醸造であります。日本酒は時間が経つにつれて、アミノ酸と糖分が結合(アミノカルボニック反応)して、味が濃くなり、まったりとしてきます。同時に色もついてきます。

 イチゴ大福 + 古酒 = 

  調和しますね。意外ですよ。イチゴの酸味、大福の甘味、古酒の旨味があわさって、イチゴ大福がより美味しくなりました。古酒にイチゴはあいます。古酒の持ち味はそのままに、若返った感じになります。

 

 相性診断結果

 イチゴ大福には日本酒の古酒がばっちりあいました。古酒もいろいろありますが、味の濃いタイプではなく、薄口がいいと思われます。大福が濃いので、さらに濃いお酒ではくどくなりますから。

 

!今日の格言! 

 古酒にはイチゴがあう。意外だけど恐がらずあわせよう。


お酒とお料理の相性 丸河屋酒店