|
保存期間についてのご質問をいただきました。
基本的に梅酒に雑菌が入り、繁殖しない限りは大丈夫です。ただし、焼酎甲類35度と比べますと、出来上がった梅酒のアルコール度数は低めとなります。梅酒用秘蔵酒と梅酒用日本酒から出来た梅酒のアルコール度数は、1.8Lに対して梅を1キロ入れた場合は14度近辺になります。
私はこれまでに100本以上は梅酒用秘蔵酒と梅酒用日本酒から作ってきました。現在までのところ、腐敗した梅酒はございません。すべて常温で管理しています。
梅酒用の広口瓶を開け閉めを頻繁にすることで、雑菌が入りやすくなります。梅酒が完成した段階で、梅の実を取り出し、梅酒を1.8Lの瓶に詰め替えるなどをして、冷蔵庫に保存しておけば、雑菌の侵入から腐敗を遠ざけることはできます。
さらに、梅酒が完成した段階で、梅の実を取り出して、梅酒を火入れ殺菌して、瓶に詰めて密封すれば、より雑菌の侵入から腐敗を遠ざけることができます。あけて味見などをすれば、意味がなくなりますが。
火入れ殺菌は日本酒の燗と同じ要領です。湯煎が一番良いのですが、それが出来ない場合は、鍋に入れて熱くしてもよいと思います。梅酒を65度くらいに一時的にして、雑菌を殺菌して下さい。急冷すれば、品質も保てます。
火入れ殺菌は腐敗してしまった直後の梅酒にも有効です。
飲みかけた梅酒などは早めに飲みきってしまうことも大事だと思います。
私の場合ですが、梅酒用秘蔵酒と梅酒用日本酒からは毎年梅酒を作るものですから、もし腐敗してしまっても、気にしないように梅酒たちと付き合っています。
|