富士錦 純米たる酒

富士錦純米たる酒

新鮮な樽の風味と飲みやすさ

樽酒ってこんなにも美味しいんです。

これには酒屋もびっくりです。
正直、2009年からはまってしまいました。

500ml-\1,050(税込)

包装 -\1,290(税込)

お買い物の仕方 おかいものかごの中

 樽酒って滅多にお目にかかれなくなりました。結婚式やパーティーの鏡開きの時ぐらいでしょうか。あの何とも言えない新しい木の香り。吉野杉であります。プーンと新緑の香りが立ち上がり、思わずそそわれてしまいます。

 いくら美味しい樽酒でも、手頃な容量の美味しい商品を探すとなると、これまた難しいです。私ですら、正月に杉錦さんに作ってもらう一升の樽酒くらいしか飲むチャンスがありませんでした。

 それがですよ・・・あるのです。できたのでありますよ。

 静岡県は芝川町にある富士錦さんが、純米酒の樽酒を造ってくれました。

 純米酒の樽酒・・・これは異例であります。意外です。

 酒屋の本音・・・実は結婚式などに頼まれて、樽に入れるお酒は、そんなにランクのいいものではありません。樽の香りが強いので、上級酒を入れても意味がないと思われていることと、樽自体の金額がけっこうするので、お酒にまでまわす余裕がないのが現状です。

 つまり、一般的な樽酒は純米酒はもったいなくって使わないのであります。

 富士錦の純米たる酒は蔵元さんが納得して発売している樽酒ですから、味わい的にも妥協をしていないのでありましょう。蔵元のプライドもありますしね。

 吟醸酒のフルーティーさもいいものですね。それと同じくらい、新樽が薫る純米酒から造った樽酒もいいもんです。

富士錦純米たる酒と相性の良いお料理

 考えてみればですよ。日本にホーロータンクやガラスの瓶が使われるまでは、仕込みタンクも貯蔵タンクも木桶を使っていて、舟で配送するためにも大きな木の桶や樽を使っていました。

 つまり、ほとんどのお酒が樽酒のようであったわけです。木で出来た容器は洗浄や手直しが大変なために、ホーローやステンレスに移行しました。

 このことから、日本の家庭料理などの日本の伝統的なお料理には樽酒があうのではないかと想像できます。私も富士錦の純米たる酒を飲みながら、相性の良いお料理を探っています。参考にしてみて下さい。新たな楽しみが加わるかと思いますよ。

 酒販店として樽酒と相性のよいお料理野御提案

冷ややっこ
 オーソドックスではありますが、お豆腐にあいます。これは日本酒全般に言えることではありますが、江戸時代などの昔の日本の風景を思い描かずにいられなくなりました。
 どこにでもある冷ややっこに日本酒。当時はホーローもガラスもなかったでしょうから、

うなぎの蒲焼き
 タレも濃いうなぎの蒲焼。それに対して樽酒はでしゃばらず、引っ込みすぎずに気を使っているようです。樽酒からは自分の個性もも活かしながら、相手も立てるという尊敬効果が感じられます。
 樽酒の杉の香りがうなぎの蒲焼のタレの香りに調和します。
 山椒の香りにもあい、森林の爽やかさを奏でます。
 魚特有の生臭さを表に出さないのは、日本酒全般に言えること。樽酒もうなぎ特有の香りを丸め込みます。

うなぎの白焼き
 うなぎの蒲焼と対比するように、脂分を蒸して落としてあります。わさびでいただく方です。
 うなぎの蒲焼とまったく違ったお料理ですね。脂分もなく、うなぎ独特の匂いもかなり落ちています。蒸すことと、多くのうなぎに接してきたタレではないことが理由です。タレは新品なうす味を使ってあります。醤油を甘くしたようであります。
 樽酒の杉の香りがうなぎ特有の匂いやタレにピッタリ。
 ワサビがうなぎとも樽酒ともあい、すっきりさせてくれます。
 後味もさわやかでうなぎも進みます。
 これは他のお酒では出せない見事な調和であります

イカのから揚
 日本酒とイカとはばっちりです。アルコールが油分に作用してすっきりとさせてくれて、イカ本来の旨味を前面に出してくれます。から揚げの香ばしさと樽の香りが共鳴して、全体が美味しくなります。

ラッキョウ
 黒酢と黒砂糖を使ってみました。漬けて一ヶ月くらいのものです。樽酒は醤油との相性がとってもよいですが、醤油と同じような色合いの黒酢や黒砂糖ともあいます。
 そもそも漬け物も醤油も木の樽で作られることを考えると、樽の香の樽酒とはあうのですね。

酢豚
 甘酸っぱいタレに野菜やお肉が加わった酢豚。お酒は最後の調味料のような存在でもあります。これらを仲良くひとまとめ。
 酢豚が美味しく、もうひと口、もうひと口と進みます。樽酒がすっきり感を出しながら、全体をまとめています。

ホタテのお刺身
 魚介類と日本酒の相性の良さはごもっともであります。
「醤油+わさび」でいただくのが普通ですね。
「ポン酢+わさび」もいいですよ。血圧を気にする方はこちらがおすすめ。私もその一人だからです。
 ポン酢は醤油ベースに果実味と出汁の旨味が加わっています。果実味がフレッシュさを演出し、若々しく華やかさを加えてくれます。
 樽香・わさび・ポン酢の香りがハーモニーを奏で、ホタテを美味しくして、あなたを魅了することでしょう。

ハンバーグ
 ハンバーグ自体との相性を知りたいので、味付けはせずにプレーンな状態で焼いて食べました。
 肉の焼いた香ばしさと樽の香りがあいます。樽酒の方からハンバーグに近寄って、馴染んでいるかのようにしっくりきます。

油揚げの肉詰め
 これも家庭料理の定番ではないでしょうか。油揚げだけですと、油分にお酒が負けてしまうのですが、具が入っていると、とってもあってきます。
 油揚げの肉詰めはお醤油をたらして食べます。お醤油との相性もさることながら、肉+油+塩 とのバランスがあいます。

野菜の肉巻き
 インゲンとニンジンを豚肉で巻いて焼きました。インゲンとニンジンに対しては樽酒の方が強いのですが、お肉があるために、全体としてのバランスがとれて、美味しい相性となります。
 樽酒は焼いた肉に対して相性の良さをみせてくれます。

グリーンアスパラ焼き
 マグロを焼いて、その上に焼いたグリーンアスパラを乗せました。生食用ではないマグロは安いです。アスパラの旬の時に食べたい一品です。
 アスパラは独特の風味がありますから、酒類との相性は限られると思っていましたが、日本酒にも白ワインにもあわせやすいとわかってきました。
 樽酒と香ばしさと塩味によって、グリーンアスパラがより美味しくいただけます。


清酒案内 / 丸河屋