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お小遣いで払って鶴齢の本醸造をあけました。予想に反して、フルーティーさは感じられません。ただただなめらかにスッキリしているなあ、これが第一印象でありました。
酒販店の癖で、冷やのあとは燗をつけました。40゜を越えたくらいになりますと、急な辛口へと変化します。これはどのお酒にもあることです。燗にしてキレよし。私は鶴齢の本醸造は燗向きかと思ってその日は寝ました。
翌日のことです。1日で飲み切れなかったので、また鶴齢の本醸造をテーブルに乗せました。昨日のこともあったので、燗にしようかと思ったのですが、一口目は冷たいのがほしいし、燗をつけている間は冷たいままで飲むしかありません。
二日目の鶴齢の本醸造は一日目のそれとはちょっと違っていました。もともとなめらかなこのお酒。よりなめらかになっているではありませんか。燗もつけずに冷やでグイッといきました。
三日目は休肝日(たまたま)。
次に鶴齢の本醸造を飲んだのは、およそあけてから一週間目のことだったと思います。二日目の方が美味しかったとおぼえていたのですが、さすがに七日も中途半端にしていれば、美味しさはどこかにいってしまってもしかたないと思いました。
ところがです。これ、まじな話しなんですよ!
飲みかけたまま、時間が経ってしまった一週間目の方が飲みやすくって、何となくフルーテイーさもあると感じてしまいました。
あけた時には蕾で、あけてからある程度の時間が経つと花が開く。まさにそんな鶴齢の本醸造です。
したがいまして、よくこう心配されることは無用です。1.8Lを買った場合、飲み切るまでの時間がかかるので、お酒が美味しくなくなってしまうのでは?
いいえ、鶴齢の本醸造に限っては、そんなことはありません。逆に、1.8Lを買って、ゆっくりと毎晩飲んでいただきたいです。これ、酒屋の本音ですよ。
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