☆☆☆″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″★★★ ”酒縁に感謝 ” 静岡 丸河屋 「ただいま」NO.56 2002/1/30 こんにちは、丸河屋の河原崎です。 蔵に行きますと、いろんなお酒に出会います。 この頃は、どこの蔵でも酵母の種類が増えてきました。 タンクごと違うという蔵もあり、出来上りが楽しみです。 今号で登場するお酒も酵母が決めてです。 ″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″ ◆今回の内容 ■A.酔いどれ伯爵一家のひとこま ----- お酒の裏ラベル ----- ■B.厳選別格必飲酒 認定第2号 「高砂 蔵の恵 あらばしり」 ■C.日本酒のイベント 「日本酒サービス研究会静岡局 例会・セミナー」 ■D.本格焼酎 「芋焼酎 蘭」 ====================================================================== ■A.酔いどれ伯爵一家のひとこま ----- お酒の裏ラベル ----- 伯爵「お酒の瓶の裏にも、ラベルが張ってあって、お酒の説明が書いて あるけど、買う時に見たりする?」 夫人「見たことはあるけど、履歴書みたいで私にとっては感じわるいと 思うけど、必要なのかしら。」 伯爵「そこが男と女の違い、いや飲む人と飲まない人の違いになるのかも 知れないけど、ぼくみたいな飲兵衛にとって、お酒の履歴書は購入 の重要ポイントなんだよ。」 夫人「へぇ〜、私にとってはお酒屋さんの言うことが、重要だけど。」 伯爵「まず、必ずと言ってよいほど書いてあるのは、日本酒度と酸度、 これは甘さや辛さを表わしているんだよ。もちろん、単なる分析 の数値だから、人によっての感じ方は様々なんだけれど。」 「それから、アルコール度も書いてあるねえ、これはアルコールの 度数によってお酒の強さとか薄さがわかるからだよ。」 夫人「何だ、アルコール度は酒税との関係ではなかったのね。」 伯爵「そして原料米と精米歩合、これはどのようなお米をどのくらい磨いて いるのかを表わしているけれど、酒質やコストパフォーマンスが 想像できるね。例えば原料米が山田錦で精米歩合が50%としたら、 酒米として優秀な山田錦を半分も削って造った酒なのだから、香り 高くておいしそうだなって感じるし。そのお酒が一升二千円だったら 本醸造とか純米にかかわらず、安く思えるんだよ。」 夫人「よ〜くわかりました。これからは裏ラベルも気にして買うように すればいいのですね。」 伯爵「それから酵母の種類も書いてあるんだけど。」 夫人「今日はそのくらいにしてくださいね。これ以上いろいろと言われても 混乱しそうだから、お酒屋さんにいろいろ聞いて買うようにするわ。」 「結局はお酒屋さんのおすすめが重要、結論ね。」 これからはスーパーマーケットやドラックストアーでもお酒を売る時代、 儲けの目的で扱うお店より、日本酒が好きで、どうしてもお酒を売りたい と考えているお店で買いたいものですね。当店も生き残れるように、何とか やっています。 http://www.marukawaya.com/ ====================================================================== ■B.厳選別格必飲酒 認定第2号 「高砂 蔵の恵 あらばしり」 今年から私の独断と偏見で、いや経験で「これぞっ!絶対飲むべし」と 思ったお酒を、厳選別格必飲酒として紹介しています。第1号は「開運の 純米無濾過生」でした。それからこの度、第2号として、高砂の蔵の恵を 認定しました。 このお酒は、精米歩合が60%の山田錦と五百万石から造った純米酒の あらばしりの部分を瓶詰商品化したものです。 お酒を搾る時に、最初に出て来るところを「あらばしり」、次を「中」、 そして最後を「責め」と3つに分けることができます。3つに分けられた 部分だけを商品にするのは珍しいことです。 あらばしりの特徴として、香りが高く、お酒が強いことが上げられます。 実際この「蔵の恵」ですが、華やかな香りがし、すっきりした切れのよい お酒です。バランスが良いので、原酒ならではのアルコールの強さをあまり 感じさせません。純米酒の中でも軽口の方です。まるで本醸造と純米吟醸の 間のような気がします。個人的にお気に入りなタイプですので、3日で完飲 してしまいました。舌に打つ酸が私には、たまりませんでした。 昨年のもよかったのですが、今年の方が気に入っています、昨年は協会9号 酵母だったと思いますが、今年は静岡酵母と他の酵母をブレンドしたのでは と勝手に想像していますが、ここがポイントだと思います。 こんなお酒が1.8Lで2,200円、これは正に買いです。 ということで、厳選別格必飲酒に認定しました。ホームページ上では、 銘酒案内の中の新着のコーナーにありますし、トップページからも御覧に なれます。 新着のコーナーは、こちらから。 http://www.marukawaya.com/new.html トップページはこちらです。 http://www.marukawaya.com/index.html ======================================================================= ■C.日本酒のイベント 「日本酒サービス研究会静岡局 例会・セミナー」 利酒師の団体と言えば分かりやすいでしょうか、日本酒サービス研究会の 静岡局において、例会とセミナーが開催されます。 今回のテーマは「山廃元で仕込んだ日本酒の特徴」、講師に山廃元の第一 人者と言われる、東龍酒造企画室長の大倉鎮夫様をお招きし、山廃元の特徴 や魅力を皆様にわかりやすくお話していただきます。大倉様は愛知県工業 技術センターにおいて日本酒の旧主任研究員であり、長い間愛知県の酒造 業界をはじめとし、各方面に御尽力していただいております。大倉先生の 講議の後は、料理を楽しむ会も開催されますので、是非多くの方に御参加 していただきたいと思います。 日時 2月19日(火) 12時〜13時 「山廃元で仕込んだ日本酒の特徴」 13時〜13時30分「山廃元のお酒と速醸元のお酒の試飲比較」 13時30分〜15時「静岡県産本醸造酒と料理を楽しむ会」 会場 ヤマハリゾートつま恋 コンベンションホールM室 静岡県掛川市満水2000 TEL 0537-24-1111 会費 会員 \1,500 ビジター \3,000 会費は当日お支払いください。 申し込み・お問い合わせにつきましては、以下までFAXにてお願いします。 つま恋・SSI静岡局 河合様宛 FAX 0537-62-0344 締切 2月15日 お申し込みの方は、お名前(会員の方は会員NO.も)、連絡先御住所と連絡 先電話番号、参加人数を必ず明記してFAXしてください。 日本酒の好きな方には、すばらしい一日になると思います。 私も参加しますし、良き出合いが必ずあります。3時間という短い時間ですが、 山廃のお酒について、知ることのできる稀にない好機会だと思います。 なお、2月26日には日本酒サービス研究会愛知局によります同様の会が 開催されます。場所はクレールワンダーランド、名古屋市中区名駅3-19-18 の地下のカシオペアです。 こちらへのお申し込みとお問い合わせは、SSI.愛知局の野宮様までどうぞ。 FAX 0568-85-8675 ======================================================================= ■D.本格焼酎 「芋焼酎 蘭」 前号では、丸河屋の実店舗にて焼酎があることをお知らせしました。その 焼酎の中でも芋焼酎について御紹介していきます。私は酒屋ですが、静岡の 人間なので、焼酎については九州の方の方がよく御存知と思いますが、その 点はお許し願いたいと思います。 今号で御紹介するのは、鹿児島県黄金酒造の「蘭」です。 芋焼酎は麹に米麹を使用するのが普通ですが、この「蘭」は麹にも芋麹を 使っています。いわゆる全芋焼酎です。全芋焼酎は現在3銘柄しかありません。 それだけに麹に米を使わず芋を使うのは珍しいことです。 この「蘭」の工夫は麹だけに留まらず、二次仕込み用の芋にもあります。 従来は生の芋を蒸して、そのまま使っていますが、「蘭」の仕込みの芋は、 蒸気をあてて蒸煮し、ミンチ状にした後、熱風で乾燥させ蒸煮芋チップに しています。 芋焼酎には独特の芋の蒸した香りがありますね、飲もうとグラスを口に近 づけた時に感じる独特のあの香りです。私は正直言いまして、ずっとこの香 りが苦手でした。酔っぱらった時はよかったのですが、いざ芋焼酎を飲もう と鼻を近づけた時は、どうにもこうにも気になっていました。今でも苦手に 入ると思いますが、この「蘭」にはそれがありません。賛否両論あるとは思い ますが、芋焼酎らしくない芋焼酎ではなかろうかと思います。 芋焼酎を飲んでみたい、そのよさを味わってみたいと御考えの方には、この 「蘭」はうってつけではないでしょうか。ストレート、ロック、水割り、お湯 割りの方法で飲みましたが、どの飲み方でもおいしくいただきました。「蘭」 は皆様にも知っていただきたい芋焼酎です。 現在発売中の自遊人という雑誌の冬号のメインタイトルは「幻の酒に酔う」 となっています。この中で「蘭」も紹介されていますので、注目されている ということですね。幻の酒というつまらないカテゴリーに、この「蘭」も入ら ないことを願わずにはいられません。入荷は月に1回で少量です。 価格 720ml \1,200 / 1.8L \2,300 御注文は当店のホームページの注文書からどうぞ。 http://www.marukawaya.com/order.html あるいはメールでも構いません。 webmaster@marukawaya.com ======================================================================= 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 貴重なお時間をすいませんでした。 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。 (http://www.mag2.com) 次回は2月15日に発行いたします。 登録・解除・アドレス変更は、以下からどうぞ。 http://www.mag2.com/m/0000017680.htm http://www.mag2.co.jp/m/0000017680.htm 静岡 丸河屋 http://www.marukawaya.com 担当 河原崎吉博 webmaster@marukawaya.com ☆☆☆″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″★★★ ←前号 次号→ メルマガ 丸河屋酒店