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 ”酒縁に感謝  ” 静岡 丸河屋 「ただいま」NO.64 2002/5/30
 
         こんにちは、丸河屋の河原崎です。
         日本酒の低迷を前号で書きました。
     日本酒を忘れれば、日本酒の方からわからせに来る。
     そんな時代が来るかも知れんぞ、しっかりしようや。
     声の主は、静岡県を代表する大東町にある蔵の当主。
     先日の志太美酒物語でのひとこまです、さすがです。
 
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◆今回の内容
■A.担当者近況
■B.麦焼酎 「つくし白」「つくし黒」 西吉田酒造
■C.全国新酒鑑評会 静岡県内分結果
■D.宿題の酒 「天法 純米生」
■E.厳選別格必飲酒 これまでの流れ
■F.日本酒の本 「日本酒を味わう 田崎真也」朝日新聞社
■G.丸河屋のサイト内の小町初登場
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■A.担当者近況
 
 5月はお酒の会がたくさんありました。静岡県中部に志太という地区が
ありますが、そこのお酒を集めた「志太美酒物語」、600種類の本格焼酎
を集めた「本格焼酎大試飲会」、21蔵を集めた「地方名醸蔵利き酒会」が
ありました。
 
 「志太美酒物語」は450名が参加され、志太地区の杉錦・翁弁天・磯自慢
・初亀・士魂・東鶴・若竹・喜久酔・志太泉らのお酒を堪能しました。
当店の御客様も多数御参加され、酒談義に盛り上がりました。またいつか
静岡市で開催される時には、私も参加しますので、参加される方はあらか
じめ声をおかけ下さい。
 
 「本格焼酎大試飲会」は幻の焼酎がたくさん勢揃いしたこともあり、900
名が参加、静岡駅周辺のホームレスの方々も参加するというハプニングも
ありましたが、大盛況でした。この中で私個人が気になった焼酎を次のコー
ナーで紹介します。森伊蔵・百年の孤独・村尾などの幻のコーナーには、
もっとひとだかりができると思いましたが、全然でした。人気と実情とは
違うのかどうなのか。わかったことはこれらの焼酎のプレミアム販売だけ
はよくないということです。
 
 「地方名醸蔵利き酒会」は酒造メーカーと酒販店との取引に関する商談を
原則としている会で、やる気があり、これから全国区にうって出ようとする
若き蔵当主と酒販店が集まりました。ここでお会いした数蔵の方とは将来も
付き合っていけそうですので、お取り引きをお願いしようと考えています。
 
 丸河屋のトップページはこちらから。
http://www.marukawaya.com/index.html
 
 また近況などは私個人の日記からも御覧ください。
http://www.marukawaya.com/nikki/mynikki.html
 
 
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■B.麦焼酎 
 
 先日静岡市内で開催された、本格焼酎大試飲会で気になる麦焼酎がありま
すので、御紹介します。
 
 ●「つくし白」 西吉田酒造
 
 実は私、「いいちこ」好きです。グレープフルーツみたいな感じがして、
すがすがしいです。その好きな普通の「いいちこ」をさらに味濃くした感じ
が、この「つくし」白ラベルと思います。 
 
 家でストレート、ロック、水割り、お湯割り、お茶割りで飲んでみました。
私が飲んだ感じでは、ロックで一番特徴が出ていると思いました。秘めた
個性が氷との出会いによって、花開くようです。
 
 ホームページ上ではもっと詳しく説明していますので、どうぞ御覧下さい。
http://www.marukawaya.com/shochu/nishiyoshida/tsukushishiro.html
 
 
 ●「つくし黒」 西吉田酒造
 
 つくしの白ラベルを飲んだ次の日に黒ラベルを飲みました。白ラベルが相当
良かったので、この黒の方も期待しましたが、裏切られることなく、大満足
でした。私はいままでつくしに出会うまで、麦焼酎はいいちこなどウーロン茶
で割るようなすっきり系か、あるいは田苑金ラベルや百年の孤独といった樽貯
蔵されたウィスキーのような感じのものしか知りませんでした。 
 
 この黒ラベルを一口飲んだ時、「えっ本当に麦からできてる?」とラベルの
表示を疑うくらいでした。ごま焼酎や芋焼酎のように味がしっかりあるでは
ありませんか。 かつてない麦焼酎、このコク、味のふくらみ、満足感に浸り
ます。でもこれがきっと本来の麦焼酎なのでしょうね。
 
 黒ラベルはこちらからどうぞ。
http://www.marukawaya.com/shochu/nishiyoshida/tsukushikuro.html
 
 
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■C.全国新酒鑑評会 静岡県内分結果
 
 独立行政法人酒類総合研究所が行っている、全国新酒鑑評会の結果が発表
されました。全国の入賞蔵は以下のサイトから御覧いただけます。
http://www.nrib.go.jp/kan/H13/H13moku_top.htm
 
 静岡県分だけをざっと御報告しますと、次のようになります。
 
金賞=「忠正」・「正雪」・「磯自慢」・「葵天下」・「花の舞」
入賞=「杉錦」・「萩錦」・「初亀」・「静ごころ」
 
 例年よりも少し少ない静岡県でした。入賞酒について、いろんな御意見が
おありかと思いますが、個人的な意見は今回は言わないことにします。
言い始めますと、このメールマガジンが長くなるからです。
 
 
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■D.宿題の酒 「天法 純米生」
 
 約束通り飲みました。長野の天法の純米生、予想とは少し違うお酒でした。
私がこの前に飲んだ天法は無濾過の純米吟醸でしたので、その路線かと思い
ましたが、全く違っていました。無濾過の純米吟醸は香りがあってふくよか
でしたが、この純米生は純米なのに吟醸系のシャープなすっきり感が売り物
です。
 
 今年の正雪の山田錦の吟醸生もそうでしたが、空けた1日目よりも2日目の
方が、馴染みます。1日目は硬すぎるのでしょうか。お酒は水物なので硬い
という表現はわかりにくいのですが、飲んでいただければおわかりになると
思います。私は1.8Lを4日で飲み終えましたが、2日目以降はバランスがよく
、さすがは精米歩合50%の五百万石だと納得しました。2日目以降の印象は、
ずばりきれいの一言、みなさんにも飲んでいただきたい1本です。
 
 天法 純米生 1.8L \2,700
 
 これで無事今回の宿題をすませました。
 このお酒の御注文はこちらから直接できます。
http://www.marukawaya.com/order.html
 
 
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■E.厳選別格必飲酒
 
 私が勝手にこれだけはどうしても飲んでいただきたい。と特に強くおすすめ
するお酒を厳選別格必飲酒とし紹介しています。現在第6号まで来ています。
これまでの流れを説明します。
 
●第1号 「開運 無濾過純米生」
 
 これはすごい人気、全国の地酒を売る酒屋さん、飲み屋さんでも認められた
 静岡県を代表するお酒。当店でもすぐに完売しました。
 
 
●第2号 「高砂 蔵の恵 あらばしり」
http://www.marukawaya.com/new.html#kuranomegumi
 
 香りがぐ〜んとある純米酒、本当にこの価格でいいの?というインパクト
 のあるお酒。当店入手分は売り切れましたが、御客様である飲食店さん
 から是非とも通年で売りたいから、蔵元と交渉してくれないか。と言われ
 たので、蔵にあった最後の在庫の24ケースの内、15ケースを回してもらい
 ました。ですので、当分は販売可能です。御注文も受けています。
 1.8L \2,200
 
 
●第3号 「開運 純米吟醸生原酒 伝」
http://www.marukawaya.com/new.html#den
 
 数ある開運のお酒の中でも、もっとも静岡酒らしさが出ているお酒です。
一口飲んで、その良し悪しを勝負するタイプではなく、飲めば飲むほど惚れ
込みはまるタイプです。720mlは完売、1.8Lは今月再入荷しました。静岡酒
の醍醐味なかなかのものです。
 1.8L \2,913
 
 
●第4号 「天法 純米吟醸無濾過生」
 
 天法で一番人気の純米吟醸、それを生の無濾過で瓶詰めしました。詰めた
お酒は瀬川杜氏の一番自信のあるタンク、美味しいわけですよ。これも来年
までのお楽しみです。
 
 
●第5号 「正雪 備前雄町 特別純米」
http://www.marukawaya.com/new.html#shousetu_omachi
 
 山田錦と並んで優秀な酒米の雄町。やはりいいですね、香りも味も膨らみ
方がワンランク上だと感じます。コクもあるのにけっこう進むお酒です。
 1.8L \2,600
 
 
●第6号 「高砂 吟醸生原酒タンクNO.164」
http://www.marukawaya.com/new.html#takasago_ginjonama
 
 高砂酒造にお邪魔し、タンクごと味見させていただきました。そこで見つ
けたお気に入りの1本、青リンゴを思わせる香味とシャープでキレのよさ
がたまりません。このお酒は山田錦と5MT-14という静岡酵母で造られま
したが、この組み合わせのお酒に、今年は心底惚れ込んでいます。この組み
合わせ吟醸だけでなく、本醸造も純米もあります。
 720ml \1,500  1.8L \3,000
 
 
 以上がこれまで私が選んだ超おすすめです。これからもぐいぐい飲んで
これぞ!というお酒を紹介しますので、お飲み逃しなく。
 
 
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■F.日本酒の本 「日本酒を味わう 田崎真也」朝日新聞社
 
 ワインで有名な田崎真也の日本酒の本が出ました。田崎さんとは同じ
日本酒サービス研究会の仲間、静岡でお会いしたというか、私がみんなの前
でホワイトボードを使いお酒のレクチャーをし、その評価をしてもらったの
ですが、そんな経験がありました。
 
 今回出版された本は、これから日本酒のことを知りたい方にはすごくいい
のではないかと思います。この本で日本酒の知識武装をして飲みに行き、
「杜氏というのは、これこれだよ。」「お酒に使うお米は、こうなんだよ」
などといっしょに行かれた人に説明すれば、あなたの今後の見られ方が変わ
るかもしれません。
 
 田崎さんのワインの本は、田崎さんが繰り広げる”魔法の玉手箱的あら
不思議”のストーリーが多く出てきますが、今回の日本酒の本も田崎さん
ならではのワイン的な見地から、日本酒を独自性を持って見ている場面が
多く出ます。またそれだけでなく、一般的教養的な延長線上の話もありま
すので、この点からも役に立つと思います。
 
 この本、取り上げた理由はもうひとつ、構成者が私の仲のよい方だから
です(美人系)。5年以上前からこの手の本の企画にあたり、苦労されて
ようやく昨年あたりから発売の見通しに至りましたので、どうしても紹介
したいと思っていました。
 
 195ページ \1,000(税抜)
 
 朝日新聞社の出版案内と御注文はこちらからできるそうです。
http://www3.asahi.com/opendoors/
 
 
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■G.丸河屋のサイト内の小町初登場
 
 利酒案内に登場する人物、「楽酔」とその酒友「小町」、その「小町」が
このメールマガジンではじめて御挨拶します。これからもちょくちょく登場
しますので、今後ともよろしくお願いします。
 
---- 小町 挨拶 ---------------
 
  酒屋にお嫁に来て2年経ちました。
 
 独身時代、お酒は私の生活に欠かせないものでした。平日の夜ならば、
仕事中の私とそれ以外の私を切り替えてくれる、週末ならば、早めの夕方に
大相撲でも見ながら飲む白ワインは、明日への活力の源でした。
 
 ---が、しかしこの2年の間に2人の子供を儲けた私、酒屋に居ながら
お酒の飲めない日々が続いています。
 
 今私の傍でスヤスヤと眠るこの子の授乳期間が終わったら思い切り飲むぞ
と、これだけは誰に何を言われようと心に決めている私です。
 
 
----  以上  -----------------
 
 この小町さん、授乳期間が終わったら飲むそうですが、もうすでにその
お酒はキープしてあります。杉錦さんから分けてもらった、何やらいわく
付きの杉錦大吟醸。(やられた! 俺にも少しは分けてくれ)
 
 楽酔と小町が登場する利酒案内はこちらからどうぞ。
http://www.marukawaya.com/tasting/report.html
 
 
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
貴重なお時間をすいませんでした。
 
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 (http://www.mag2.com)
次回は6月15日に発行いたします。
 
登録・解除・アドレス変更は、以下からどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0000017680.htm
http://www.mag2.co.jp/m/0000017680.htm
 
静岡 丸河屋       http://www.marukawaya.com
担当 河原崎吉博    webmaster@marukawaya.com
 
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