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三千櫻はすべて桃のような果実の香りが中心にあります。
気品ある祇園の雅であります。
銀座の華とはちょっと趣が違っています。
雅は優雅で華は豪華。
古風なんですね。どちらがお好みでしょうかねえ。
三千櫻愛山特別純米は桃の香りにメロンの香りが加わっています。メロンも緑色したマスクメロンの方であります。派手ではなく、しとやかにメロンの厚みが加わりました。
三千櫻の山田社長兼杜氏はたおやかと表現しています。
静岡人の私にはたおやかという形容詞は使わないので、
本来の意味は理解できないでしょうが、
なんとなく伝わります。
たおやか・・・優しい雰囲気があります。
女性っぽいですね。
冷蔵庫から取り出し、栓を開けます。さあ飲むぞって感じになります。瓶の中から、もわ〜と爽やかで芳しい香りが立ち上がり、部屋の中の雰囲気がまるでお花畑のようになったみたいです。
草原の中のお花畑をお酒に表わせばきっとこうなることでしょうね。
たまんないですよ。
アルコール度は15度台ですが、17度くらいの力強さを感じます。
お酒の旨味がグンッと訴えてきます。
これが愛山という酒米だからでしょうか。
日本中の蔵元が探し求めるお米・・・それが愛山であります。
原酒(水で加水調整していないお酒)ではお酒お良し悪しがわからないこともあります。原酒でよかったが、一般的なアルコール度にしたら、そんなでもないことはよくあります。15度から16度にしたときにどうか。これが良し悪しの目安のひとつでもあります。その点からもこのお酒の良さは証明ができるのであります。
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