三千櫻に訪問してきました!

 2009年に丸河屋でブレイクした三千櫻。人気の理由は繊細なる美味しさ所以でありましょう。一口目にインパクトがあり過ぎる昨今の日本酒の中で、奥ゆかしく雅びに通じるきれいさのあるこのタイプは、日本酒好きに対して、「これもありかな」と存在感を示してくれました。

 2010年小春日和の中、三千櫻に訪問してきました。中津川の蔵元ですから、JR中津川駅から近いのではと思って出かけましたが、タクシーで8,000円ほどの距離でありました。でもね、そんなに交通費をかけても、訪問してよかったなあと実感してますよ。あなたにもこれほどのお酒を御案内できることになりましたから。

日本三大美人蔵・・・惚れ惚れでございます。

 三千櫻の玄関です。すぐ裏が小高い丘でしょうか、山でしょうか。

 蔵元の前は田んぼが広がっています。

 自然に囲まれたひっそりとしたたたずまい。まさに秘酒であります。

 御夫婦で静岡にもいらしてくれたこともありますから、知らない仲ではありませんが、あらためて感じてしまいました。

 奥さんって美人。私もいろいろと蔵元をまわりますが、これくらいの美人はそうそういません。

 日本三大美人蔵と申し上げても嘘にはならないと思います。

 仕込み水です。ずっと流れっぱなしは豊富さからでしょう。

 伏流水や地下水ではなく、山を流れる水を引いているとのことです。海の近くではなく、山の蔵らしさですね。

 夕方から訪問したこの日はこのくらいにして、近所の宿に泊まりました。

 翌朝、山の麓が水蒸気で覆われています。蔵元からの蒸気でした。

 せいろで米を蒸していました。まるでアンパンのように膨れています。およそ1時間この状態でありました。

 三千櫻は御夫婦で経営し、近所の若手男性の1人を加えた3人で製造している小さな蔵元です。

 旦那さんが運んだ蒸し米を麹室に入れる手当てをしていました。

 少し冷ました蒸し米に麹菌を振り掛けて、麹にします。麹室は蔵元の心臓部であります。

 すでに出来上ったお酒を試飲させていただきました。

 はいよっと山田社長が差し出したそのお酒。

 これぞ、まさしく昨年以来大好評で品切れとなっていたあのお酒であります。

三千櫻純米五百万石無濾過生原酒袋吊

さらにもう1酒発見しました!

 蔵元の山田さんが熱燗をつけてくれました。

 私といっしょに行った方も感動するくらいの燗の良さでびっくり。「何よこれ? 燗が上手なのか、お酒が旨いのか?」

 その両方でしょうねと大感激したお酒があります。

 最後に山田さんからは、
「愛山の純米酒も造っていますから、今年も御案内しますよ。」
「そして今年はそれだけでは終わりません。」
「今は発表できませんが、6月頃にすごいお酒を考えています。」
「こちらにも御期待下さい。」

 三千櫻からも目が離せませんね。

ダンチュウに紹介されてしまいました!

 困ったものです。雑誌に紹介されますとマークされてしまいます。ちょっとしか造っていないので、既存の取扱い酒販店は心配をしています。

 おすすめな岐阜のお酒の代表として2つ取り上げられましたが、三千櫻はその1つとして紹介されてしまいました。

 「バランスのよさで推したいのはも三千櫻の純米。静岡のお酒を彷佛させる、繊細できれいな味わいで魅せる。」とありますが、静岡の酒販店である私がそのようにおすすめしているからでしょうか。

 痛しかゆしであります。


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