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芋焼酎の原料であるサツマイモが日本に伝来したのが、今から300年前。焼酎が生まれて500年くらいと言われていますので、芋焼酎は清酒よりも新しい酒ということになります。焼酎のラベルを見ますと、よく黒麹とかかめ仕込みとか書いてあります。黒麹や白麹を使うといった現在の製法が確立したのが明治末期から大正時代。それまでは芋焼酎と言えども清酒の技術を応用して造られていました。
清酒と芋焼酎ではよく麹が違うと言われます。清酒の黄麹に対して、芋焼酎の白麹と黒麹。今ではほとんどの芋焼酎蔵が白麹と黒麹を使って製造しています。それはどうしてかと言えば、黄麹よりも白麹や黒麹の方がクエン酸などが多量に出すため雑菌の繁殖が抑えられ、発酵管理が容易だということです。
しかしこの伝の製造元の濱田屋は、難しくとも、もともとの芋焼酎を造ろうと黄麹仕込みをしています。黄麹も焼酎用が開発されていますが、伝は清酒用の黄麹を使っています。妥協を許さない作り手の姿勢がわかります。杜氏の西村さんは、伝を造る前には清酒の蔵で麹造りを学ばれたそうです。
●伝の受賞歴
・平成13年度 鹿児島県新ふるさと特産品コンクール 優秀賞
・平成13年度 さつまいも食品コンクール 特別賞
・熊本国税局主催 平成14年酒類鑑評会 優等賞
・モンドセレクション ブロンズメダル
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