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杉井酒造 静岡県 藤枝市 | ||
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蔵の横の公衆電話には「由緒」が書いてある看板があり、その中には「昔この地に大松があり、その根元から湧き出る水は清く瑠璃のようであった。」と書いてあります。 昔、この辺りには松がたんさんあったようですが、現在は蔵の敷地内に1本を残すだけとなっています。
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平成12年冬から社長の杉井均之介氏が杜氏となり、蔵人と共に酒造りをしています。以前から蔵で酒造りを手伝ってきましたので、良い酒を造るためにはどうしたらよいか、肌で感じてきたと思います。 写真は仕込み直前の、出麹の手入れをしています。部屋には蒸したばかりの栗のにおいがしています。 |
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桜の季節もすぎ、すがすがしい若葉の季節がやってきました。緊張と多忙の日々がようやく一段落し、今度は出来上った酒を御客様に評価していただくという意味で緊張する時期でもあります。 「静岡県鑑評会の話」 杉錦は静岡県の鑑評会では、吟醸の部では落選、純米の部では入賞でした。鑑評会に先立って行われた、杜氏持寄会では吟醸がトップに並ぶ成績だったので、気をよくしていたのですが、本番はよもやの落選でした。一般公開で利き酒してみると、先に書いたカプロン酸エチルが少し強すぎたようです。今年はNEW-5という酵母の主体で造ったのですが、来年はより酢酸イソアミルの出るHD-1という酵母で挑戦したいと思います。名古屋の鑑評会では吟醸の部に入賞できました。全国鑑評会は現在審査中です。 自分達でお酒を造るようになって鑑評会が楽しみになりました。いつも入賞できるわけではありませんが、一般公開や懇親会に出かけて行って、酒談義をしたり、いろんな話を聞かせてもらって、また次の酒造りの構想を考えるのも楽しみです。また鑑評会も大事ですが、それ以上に鑑評会に出さない残りの99.9%のお酒の出来合いこそ大事だと痛感しています。そういった意味では、前以上に丁寧な仕事ができるようになったと思います。 杉井酒造 代表 杉井均乃介 |