丸河屋が選んだボージョレーヌーボー

 ボージョレーヌーボーには次のようなタイプがあります。
1.「ボージョレーヌーボー」=一般的なもの
2.「ボージョレー・シュペリュール」=ヌーボーよりもちょっとアルコールが高めなもの。
3.「ボージョレーヌーボー・ヴィラージュ」=38の指定村で採れたぶどうを使ったもの。

 また、次のような名称がつくものもあります。
4.「クリュ」=ひとつのぶどう畑で採れたぶどうだけを使ったもの。
5.「キュベ」=特別なタンク1本分。

 さらに農業や添加物にもこだわったもがあります。
6.「無農薬」「酸化防止剤無添加」

 私は自分でもたくさん飲むので、やはり自分で飲むのをおすすめしたいです。私は上の4.5.に値する「自分の畑のブドウだけを使った、お百姓さん元詰めボージョレーヌーボー」と6.に値する「完全無農薬・無添加のボージョレーヌーボー」を紹介します。また、1.〜3.も飲むことは飲みます。

マルセル・ピエールのボージョレー・ヌーボー
完全有機栽培・酸化防止剤無添加

完全有機栽培の第一人者

 昨年も好評を得ました。私が毎年必ず飲んでいるお気に入りのものです。そこら辺にあるものとは一線をかしています。

 下の説明をよくお読んでくださいね。

完売しました。

 私がはじめて飲んだのは4年前です。正直、高いなあと思ってあけたものです。ボージョレー・ヌーボーは大衆化して、航空便の高いのでも二千円台中盤です。そして船便が出揃い、時間とともに価格は下落していく世界。そんなボージョレーにあって、これは三千円台の中盤ですから、すごく高く感じました。

 はじめて飲んで、ボージョレーに対する気持は全く変わりましたね。何だかいままで申し訳ないって感じですよ。日本人におけるボージョレーの意識は完全に作られてしまっている、そう思わざるを得ませんでした。

 ボージョレー・ヌーボーって普通は色がやや薄くて、味わいも薄い。でもしっかりアルコールはある。そして新鮮さが売り物だ。熟成して美味しいボルドーやブルゴーニュには品質的には劣る。現地では安く売られているのに、運送費がかかって日本では高くなる。これらがイメージだと思います。

 それはそうでしょう。日本中の酒屋さん、スーパー、コンビニなど至る所のお酒売り場には並んでいます。いったいどのくらいの総量なのでしょう。実際の生産量は莫大で、大量生産大量販売のお酒なのでしょう。

 実際、宣伝などをするほとんどのボージョレー・ヌーボーはそんな商品なのでしょう。

 しかし、何においても例外は存在するものです。時と場合によってですが、その例外物も味わってみたいのが人情。私としては本物の自信が言えるボージョレー・ヌーボーですので、こうしてサイトでも紹介することにしました。

 私の愛飲しているボージョレー・ヌーボーは、完全有機栽培の第一人者と称されるマルセル・ラピエールが造ります。個人名を言ってもわかることはなのですが、私の他にも熱狂的なファンがいて、彼らが2005年の4月に来日をさせました。

 彼のこだわりは、次のようなものです。

1.補糖をしない。(補糖とはブドウの糖分が足りなくても十分なアルコール度を得られない場合に糖分を加えることです。)
2.培養酵母ではなく、ブドウの皮に付く、その畑土着の天然酵母で醗酵させる。(開栓時に感じる独特の感じが天然酵母所以なのでしょう。)
3.除草剤を使わず耕作でブドウを育てる。(ボルドー液も無添加)
4.酸化防止剤を加えない。
(自然に発生するSO2 35mg/リットルを含有)詳細は下記にあります。
5.濾過せずに瓶詰めする。

 このように簡単に一言で言えば自然な造りです。ただ、こうして造ってくれるボージョレー・ヌーボーは少ないのも事実であります。

 カツオの刺身と合わせました。意外に思われますが、ボージョレーヌーボーと「カツオ」「醤油」「しょうが」との相性はいいです。

 私はこの後にクリームチーズにブルーベリージャムをつけて合わせてみました。

 今年もあわせるつまみを考えなければと思っています。考えるのも楽しみの一つですね。

 ピザでも食べながら飲むのが私流です。

酸化防止剤についての説明。
マルセルラピエールは完全有機製法をとっており、酸化防止剤(SO2)を添加せずに瓶詰めされます。但し、SO2はワインの醸造過程で自然にごく少量発生します。アメリカと日本の法律では1リットルあたり350mgまでは、人体に害がないとされ輸入が可能です。フランス政府より認可を受けた機関で食品検査を行った結果、マルセル・ラピエールのボジョレー・ヌーヴォーにも、醸造過程で自然に発生するSO2が微量(10mg)に含まれている為、報告する義務があり、内容物の表示も酸化防止剤含有を表示しなければならないために、輸入社ラベルに酸化防止剤が明記されています。なお、通常のワインには約100mgのSO2が含まれます。

ミッシェル・ジュイヤール/ヴォルヴィッキ家
ボージョレー・ヌーヴォー・スペリュール

 ワインは農業とも言われいます。それだけ原料のぶどう作りが大切なのですね。自分でブドウを作って、それを自分でワインにする。そんなお百姓さんの作ったボージョレーならば安心して飲めますね。

 日本酒の地酒が美味しいように、ボージョレーヌーボーも小さな手造りのワインがいいわけです。ここの家では年間3万本しか造りません。日本に来る数量も限られています。

 丸河屋に来るのは12本です。

 完売しました。

このワインの詳しい造り方もアップしました。


丸河屋